PCのログイン、ログオフ、利用アプリケーション、アクティブウィンドウのタイトルやマウス、キーボード操作などから利用時間、状況などを収集、業務内容を可視化するSaaS「しごとコンパス」の新版も同日から提供する。
Outlookなどで使われるiCal形式のスケジュールと連携し、PCの稼働状況に加えてオフライン時の動きもフォローできるという。
テレワーク時の実労働時間のエビデンスを適正に掌握可能。グループでの比較、申告と実績の乖離なども表示でき、労務管理を支援するとしている。

※クリックすると拡大画像が見られます
しごとコンパスはレッツノートのほか、Windows 10 Pro、Windows 7 Professional搭載PCで活用できる。1台ごとのボリュームライセンス制で、価格はオープン。最低料金は約1500円程度になるという。

中島氏
パナソニック コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 営業企画部で部長を務める中島功太郎氏は、「新型コロナウイルス感染症の影響で多くの企業が推進するテレワークだが、売り上げに貢献していると感じる企業はまだ少なく、ビジネスパーソンとしても生産性の向上を感じられていない」と、東京都産業労働局や自社での調査を紹介。十分な準備が整わない中強引に進めた弊害が出ていると推測する。「レッツノートやしごとコンパスを通じて課題を解決し、テレワーク、働き方改革を進めていきたい」

※クリックすると拡大画像が見られます

※クリックすると拡大画像が見られます