SAPジャパン、準大手と中堅企業向けに標準ソリューションモデルを展開

ZDNET Japan Staff

2020-06-29 14:30

 SAPジャパンは6月29日、準大手と中堅企業(年商500~3000億円規模)がクラウドERP(統合基幹業務システム)やAI(人工知能)、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)などを容易に導入するための「インテリジェントエンタープライズ標準ソリューションモデル(i-ESM)」を新たに展開すると発表した。

 i-ESMでは、まず商社・卸、化学、組立製造、プロフェッショナルサービスの各業界向けに、クラウドERPの導入で標準的な導入期間、導入費用(アドオン開発・データ移行を除く)によるモデルを用意する。AIや機械学習、RPAなどをERPとともに活用するメニューも提供する。

 また、i-ESMの展開パートナーにアイ・ピー・エス、SCSK、NTTデータ グローバルソリューションズ、コベルコシステム、SHIFT、TIS、三井情報が参加する。SAPジャパンとパートナー各社は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクトのモデルケースを作ることで、多くの企業がより迅速にDXの取り組みを始められるとし、i-ESMを提供していくという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]