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順天堂大学練馬病院、業界向け会計システムで患者の待ち時間を削減

NO BUDGET

2020-09-10 13:02

 順天堂大学医学部附属練馬病院(順天堂大学練馬病院)は、富士通が開発した患者の窓口会計を不要にする「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ らくらく会計(らくらく会計)」を先行導入し、8月に本格運用を開始した。

 らくらく会計では、アプリで患者のクレジットカード情報を事前に登録し、簡単な操作により後日自動で診察料が引き落とされるという。これにより、外来受診から会計まで一連の流れを患者のスマートフォン上で管理し、診察待ち時間の削減や会計業務の効率化を可能にする。

らくらく会計の画面
らくらく会計の画面(出典:富士通)

 同病院は、2017年に富士通の「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ(HOPE LifeMark-コンシェルジュ)」を導入し、外来受付、予約確認、診察待ち状況確認、診察呼び出しといった機能を患者のスマートフォンと連携させた。これにより、待ち時間の有効利用、外来受診時という一連の手続きの簡便化(帳票類の削減)、外来フロアの混雑緩和、外来運用の標準化などの効果が表れているという。

 しかし、診察後の会計では長蛇の列となり、混雑が課題となっていため、らくらく会計を導入し、HOPE LifeMark-コンシェルジュと医事会計システム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE X-W」とを連携させることで、診察予約日時の確認から後払い会計までをスマートフォン上で実行できるようにした。

システム運用イメージ
システム運用イメージ(出典:富士通)

 利用の流れとしては、患者があらかじめHOPE LifeMark-コンシェルジュのアプリから登録済みの自身のページにログインし、クレジットカード情報を登録。初診でも診察前の登録で利用可能だという。患者は病院に到着後、HOPE LifeMark-コンシェルジュのスマートチェックイン機能を用い、予約情報に基づきアプリで受け付ける。

 クレジットカード情報を登録している場合、受付後に患者のスマートフォン上でクレジットカードの利用について自動通知し、通知画面上でクレジットカード利用を選択することで、後払い会計の利用を申請できる。さらに診察が終わると、登録されたクレジットカード情報に基づき医事会計システム上で決済を自動完了し、決済内容を患者へ通知。領収書と明細書は必要に応じて窓口で受け取る。

 今後、同病院ではHOPE LifeMark-コンシェルジュの機能を外来医療にとどまらず、在宅や地域医療まで活用できるようにし、患者自身の健康管理にも役立てるようにしていく。富士通は、2020年度中にらくらく会計のサービス提供を目指す。また、オンライン診療などの医療サービスの変化に柔軟に対応できるよう、ヘルスケアソリューションを強化していく。

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