PCベンダーのDynabook(江東区)は9月11日、モバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE100」、メガネ型ウェアラブルデバイス「AR100」向け作業支援サービスの新版「Vision DE Suite バージョン3.3」を発表した。新たにコミュニケーションツール「Microsoft Teams」に対応。9月11日から受注を開始する。
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Teamsの連絡先リスト表示のほか、音声呼び出しやビデオ通話への応答、複数作業者間でのライブ映像配信といったTeamsの機能を活用できる。
コミュニケーションバーを活用し、DE100の5ボタンキー、AR100のタッチパッド、コントロールボタンなどから片手、手袋をしたままでも操作できるという。スピーディーな情報共有、現場作業の生産性向上を促進するとしている。
コミュニケーションバーで操作できる(出典:Dynabook)
Vision DE Suiteは、テキスト、画像、動画や遠隔からの指示などで現場作業を支援できるサービス。「Windows 10 Pro 64ビット」「Windows 10 IoT Enterprise (2016 LTSB)」に対応。Teamsのほか、「Skype for Business」も活用できる。
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ベーシックプランのほか、作業手順、工程といったフローチャートの作成、配信、作業項目ごとの時間、写真などの証跡を管理できるプロフェッショナルプランを用意している。いずれも価格はオープンで、顧客ニーズにあわせたデバイスを含めたパッケージを案内すると説明している。
テンプレートを用意(出典:Dynabook)
タスクフローを作成できる(出典:Dynabook)