シャープは4月8日、Androidスマートフォンをビジネスで活用するためのエンタープライズモバイル管理(EMM)SaaS「LINC Biz emm」を発表した。ウェブブラウザから複数の対応端末を管理できるという。同日から提供する。

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通信事業本部が開発した、GoogleのEMMプラットフォーム「Android Enterprise(旧Android for Work)」に準拠したサービスで、8.0以降のAndroidを搭載するシャープのスマートフォン「AQUOS」全機種のほか、Googleの法人向けAndroid端末推奨プログラム「Android Enterprise Recommended」対応機種で活用できる。
IT管理者は、「Google Chrome」「Microsoft Edge」から端末、アプリを管理できる。初期化やロック、カメラやWi-Fiなどの一部機能制限もできるという。

デバイス管理画面イメージ(出典:シャープ)
トラブル時には、Googleが認定したエキスパート社員が対応する。AQUOS端末とあわせて導入すればワンストップでサポート可能。税別月額利用料金は1台につき199円。
Android Enterprise Recommendedは、Android 7.0~、2GB以上のメモリー、32GB以上のストレージ、1.4GHz以上の速度、8時間以上の電池寿命などをスムーズな安定稼働のための最小構成として求めているという。AQUOSは2018年6月に承認されている。