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トヨタ、自動車整備にマイクロソフト「HoloLens 2」を導入

ZDNet Japan Staff

2020-10-06 15:47

 日本マイクロソフトは10月6日、トヨタ自動車がマイクロソフトのMixed Reality(MR=複合現実)機器「HoloLens 2」を全国のGR Garageの56店舗に導入したと発表した。自動車の整備やトレーニングに活用するという。

 トヨタは、2019年5月から自動車の修理や点検業務でのHoloLens 2の活用を検証しており、それを踏まえて今回の導入に至ったという。検証では、整備士がヘッドマウンド型のHoloLens 2を装着し、HoloLens 2のディスプレイに投影される三次元画像などを用いたサービス技術情報(修理書や配線図など)を参照する実車整備での業務効率化などの効果を確認した。

利用イメージ(出典:マイクロソフト)
利用イメージ(出典:マイクロソフト)

 GR Garageは、トヨタのスポーツカーブランド「GAZOO Racing(=GR)」のブランド構築拠点として各地の販売店などが運営している。現場ではGRヤリスやC-HR、プリウスの配線図や艤装(ぎそう)図、GRヤリスの新型車機能解説、作業手順ガイドやトレーニング、遠隔地とのコミュニケーション支援にHoloLens 2を用いるという。

 これにより、配線図や艤装(ぎそう)図では、従来のマニュアルでは分かりづらかった部品やコネクターの配置などが三次元画像で表示され、正確な位置を直感的に理解しやすくなり、品番や品名、回路図などの情報も一括的に表示され、効率的な作業が行えるという。

 新型車の機能解説では、目には見えない空気抵抗の様子などをホログラムのアニメーション画像で実車に重ね合わせて表示できるため、整備士が新型車の整備ノウハウを直感的に学習できるようになる。

 また、作業手順ガイドやトレーニングでは「Microsoft Dynamics 365 Guides」を導入し、教材コンテンツを販売店がプログラミングなしで独自に作成できるようにした。遠隔地とのコミュニケーション支援では「Microsoft Teams」を導入し、店舗の整備士とオフィスにいる従業員あるいは販売店本社の整備士の遠隔コミュニケーションを可能にした。

 なお、導入機器は100台以上になり、トヨタはクラウドサービスの「Microsoft Endpoint Manager」を利用して、各機器の設定やアプリケーションの配信、アクセス権などの設定といったリモート運用管理をしている。

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