大分県で、バス事業を中心に携帯電話販売事業や不動産事業などを手掛ける大分交通は、ワークスモバイルジャパンの「LINE WORKS」を導入した。ティーガイアが導入で協力した。
大分交通ではこれまで、主に電話やメールで社員同士の情報共有を行っていたが、リアルタイムに対応することが難しい社員も多く、迅速な情報共有ができないことが課題となっていた。
運行中のバスに事故が発生した場合はLINE WORKSでリアルタイムに現場状況を共有
LINE WORKSを導入することで、台風などバスの運行をさまたげるトラブルが発生した場合に、関係者への連絡事項を一斉送信できるようになった。画像や動画を添付することで、より正確な情報を伝えられるようになった。また、部門の垣根を超えたコミュニケーションが増えており、コロナ禍で対面コミュニケーションが希薄となっている中、社員間の距離を埋めるツールとしても活用している。
大分交通では今後もLINE WORKSのカレンダー機能などを活用し、業務生産性の向上や文書のペーパーレス化を図るとともに、バス・タクシーなどのグループ会社への導入も積極的に進め、情報共有体制を強化する予定だ。