NECは、ソフトウェアの「Exastro IT Automation」や「WebSAM SystemManeger G」と米ServiceNowのクラウドサービスを組み合わせた製品「ITサービス運用高度化ソリューション」と、その導入や運用の支援サービスを4月から提供すると発表した。
この製品では、Exastro IT Automationの設計管理・自動化機能とServiceNowを連携させる。システム情報を自動的に取得し、ServiceNowで構成管理データベースとして一元的に管理する。また、WebSAM SystemManager Gの監視静観機能や大量イベントの集約機能ともServiceNowを連携させ、対応が必要な障害イベントに自動的に絞り込む。ServiceNowにインシデントを登録し、作業者の不要なオペレーション削減とサービスレベルの向上を図れるようにする。料金は年額1000万円から。導入や運用の支援サービスは個別見積もりになる。
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また、ServiceNowへNECの運用標準プロセスを組み込んで対応する運用サービスとして、「標準サービス」と「拡張サービス」も提供。前者はサービスポータルやサービスデスク、システム監視・オペレーションサービスとITILの標準プロセスに基づく運用管理基盤サービスで、利用料は月額20万円から。後者は利用者環境に応じた運用プロセスの設計から構築、運用全体の統括および基盤領域の運用・保守も実施し、利用料は個別見積もりになる。