「Excel」の条件付き書式で期日を目立たせるには--数式ルールで行全体も強調表示 - (page 2)

Susan Harkins (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2021-03-19 07:30

図C

今回は数式が必要だ。
今回は数式が必要だ。

 今回はルールによって行全体が強調表示され、図Dの状態になる。しかし、この時点で疑問が出てくるかもしれない。タスクはすでに完了しているのだから、そもそもこのレコードを強調表示すべきなのだろうか。その疑問はおそらく正しい。ほとんどの人はこのレコードに注意をそらされたくないはずだ。その場合は、ルールに2つ目の条件を追加する必要がある。日付が今日であり、かつD列が「Yes」でない場合に、レコードを強調表示する、というルールにしよう。

図D

この数式ルールはレコード全体を強調表示する。
この数式ルールはレコード全体を強調表示する。

 図Eを見ると分かるように、6行目の日付を2月13日に変更して、このルールが機能していることを確認できるようにした。5行目のレコードは、プロジェクトが完了済みであるため、強調表示されていない。6行目のレコードが強調表示されているのは、期日が今日であり、まだ完了していないからだ。このルールを実行するには、2つ目のルールを削除して以下のルールを追加する。

 =AND($C4=TODAY(),$D4<>"yes")

 

図E

同じ日付のレコードが2つあるが、一方は強調表示されており、もう一方はされていない。
同じ日付のレコードが2つあるが、一方は強調表示されており、もう一方はされていない。

今後の記事に乞うご期待

 現在の日付に基づいてレコードを強調表示するのは簡単だが、完了する必要のあるタスクを扱っている場合は、期日のかなり前に注意を促してくれる条件付き書式の方がいいかもしれない。その手順を今後の記事で紹介するつもりだ。

提供:iStock/z_wei
提供:iStock/z_wei

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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