JR東日本ビルテックと西菱電機は、緊急時の的確な情報共有を目的に、緊急連絡や報告を支援する「緊急連絡・報告システム」を開発した。西菱電機が発表した。今後、JR東日本ビルテックの管理施設において、同システムの試験導入を予定している。
同システムは、管理施設で障害発生時にビルメンテナンスのスタッフがスマートフォンアプリから報告内容を入力すると、自社やビルオーナーなど必要な関係者に自動配信され、初動から処置完了まで速やかに情報共有できる。
アプリ/ウェブ画面イメージ(出典:西菱電機)
JR東日本ビルテックでは、ファシリティーマネジメントの現場において、緊急時でも関係者に必要な情報をタイムリーに共有したいという課題があり、この解決のため今回の共同開発を行うこととなった。
共同開発では、JR東日本ビルテックの緊急事態における情報の連絡/共有体制のシステム化による業務の高度化・効率化のアイデアと、西菱電機の防災やBCP(事業継続計画)などミッションクリティカルな環境に対するシステム開発のノウハウや業務システム基盤を活用した。