Dell Technologiesは米国時間8月26日、2022会計年度第2四半期決算(7月30日締め)を発表した。PC販売が好調で、クライアントソリューショングループ(CSG)が前年同期比27%増の売上高を記録した。
第2四半期の売上高は前年同期比15%増の261億2000万ドル、純利益は8億8000万ドル(1株あたり1.05ドル)だった。また、非GAAPの1株あたり純利益は2.24ドルだった。
アナリストらは同四半期の売上高を255億3000万ドル、非GAAPの1株あたり純利益を2.03ドルと予想していた。
最高財務責任者(CFO)のTom Sweet氏によると、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)の「Dell EMC VxRail」やオールフラッシュストレージの「Dell EMC PowerStore」といった法人向け製品でも著しい伸びが見られたという。
全体的に見た場合、CSGが業績をけん引した。CSGの売上高は前年同期比27%増となる143億ドル、営業利益は9億9500万ドルだった。法人向けクライアントの売上高は前年同期比32%増の106億ドル、コンシューマー向けの売上高は前年同期比17%増の37億ドルだった。
「Latitude」シリーズと「Precision」シリーズの販売が大きく伸びた。米国のPC市場は、ノートPCの人気が高まったことを受け、2021年第2四半期に出荷台数が前年同期比17%の伸びを記録している。
同社はインフラ分野でも業績を伸ばした。インフラソリューショングループ(ISG)の売上高はマルチクラウド製品に対する堅調な需要を受け、前年同期比3%増の84億ドルとなった。サーバーおよびネットワーキング関連の売上高は6%の伸びを示した一方、ストレージの売上高は1%減となった。ISGグループの営業利益は9億7000万ドルだった。
VMwareの第2四半期は、売上高が前年同期比8%増の31億4000万ドルだった。営業利益は、8億4900万ドルとなった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。