鉄道施設協会、ローコード開発で講習会管理システムを構築

ZDNET Japan Staff

2021-09-07 13:48

 日本鉄道施設協会は、ローコード開発ツール「WebPerformer」を使って保安講習会管理システムを約2カ月で構築した。WebPerformerを展開するキヤノンITソリューションズが発表した。

 同協会は、鉄道各社からの委託で工事事業者が関連資格を取得するための講習会管理を代行している。大半の鉄道会社が紙とExcelでの管理業務を前提としており、同協会の職員の負担が大きく、受講する工事事業者も手間がかかることが課題だったという。

 このためキヤノンITソリューションズが開発パートナーに参加し、WebPerformerとAmazon Web Services(AWS)の各種サービスを利用して、約2カ月で保安講習会管理システムを構築した。AWSの採用は拡張性と事業継続性を考慮したためという。設計段階から 複数の鉄道会社がシステム利用することを見据えて鉄道各社にシステムの横展開できるようにした。

 開発した保安講習会管理システムでは、工事事業者がウェブ経由で受講を申し込めるように、同協会職員の業務負荷が大幅に解消されたとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]