NECは6月14日、Siemensのローコードプラットフォーム製品「Mendix」の国内販売を開始すると発表した。併せて、これまでのアジャイル開発実績を生かしてローコード/ノーコード開発のサービスを強化すると表明した。
Mendixは、世界で1000社以上の導入実績がある。また、NECはオープンシステム向けの業務システム開発基盤「SystemDirector Enterprise」を2500以上のプロジェクトに展開しており、そのノウハウをMendixの展開に生かすと同時に、NECの社内向けシステム開発にも利用する。
販売価格は個別見積もり。年間利用料のイメージは、10ユーザーでのアプリケーションのプロトタイプ検証が約160万円、社員100人と取引先5000人が利用するポータルサービスの運用が同700万円、1万人の会員制サービス事業の運用が同2500万円などとなっている。
販売計画は今後3年間で100システムという。