オンライン受験システム「Excert」、本人確認やリモートでの監督を実現

NO BUDGET

2022-01-13 16:11

 データミックスは、Vonageのコミュニケーション基盤「Vonage Video API」を導入した。これにより、本人確認と試験監督機能付きのオンライン受験システム「Excert(エクサート)」の開発において、「ビデオ通話」機能の搭載を短期間かつ低コストで実現した。米Vonage Holdingsの日本法人Vonage Japanが発表した。

 データミックスは、データサイエンス領域に関する教育事業、データ分析実務スキル検定の企画・運営などを手掛ける企業。Video APIをExcertに組み込むことで、試験監督は従来のオンライン受験ツールでは困難だった、受験者の本人確認やリモートでの監督を行うことが可能となった。

 Video APIについてデータミックスは、多くの実績を有していること、すぐに利用できる多様なアプリケーションプログラミングインターフェース(API)や機能が用意されていたことを高く評価した。数万~数十万人といった大規模利用にも耐え得るキャパシティーについても評価し、採用に至った。

 Video APIのVonageコミュニケーションプラットフォーム(VCP)APIにより、開発者はインテリジェントで直感的なカスタマーエンゲージメントの仕組みを、既存のアプリケーション、システム、ワークフローへ拡張・構築し、あらゆるチャネルやデバイスでのコミュニケーションを容易に行うことが可能となる。

 今回の導入によりデータミックスは、試験監督者が複数の受験者の映像とPC画面の両方を共有しながら監督したり、ビデオ通話やチャット機能を使った受験者に対して細やかなサポートをしたりすることが可能になったという。数千数万の受験者の受付、数十人から数百人の受験者を対象に、試験官を配備した試験環境が提供できるようになったとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    ランサムウェア攻撃に狙われる医療機関、今すぐ実践すべきセキュリティ対策とは?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]