野村総合研究所(NRI)は2月9日、システム運用管理ツール群「Senju Family」の新版の提供を同月から開始すると発表した。新版では、組織をまたいだ関係者への自動連携機能と外部サービスとの連携機能を強化する。
システム運用管理「Senju/DC」では、アプリケーションから外部サービスに対しリアルタイムな情報を通知する「Webhook」による外部サービス連携の強化は図られている。稼働傾向予測やヒートマップによる可視化にも対応する。
統合運用管理「Senju/EN」は、タグ情報付与による管理効率化、大量イベント処理時の性能向上が主な強化点となっている。サービスデスク「Senju/SM」はステータス自動通知と自動エスカレーション、二要素認証(MFA)によるセキュリティ強化、自律型運用「Senju/ASM」はワークフローの評価機能による継続的改善、外部サービスとの連携強化がそれぞれ強化される。
また、新版では、システム運用の業務実態を可視化する「運用サーベイサービス」、クラウド型システム運用基盤「mPLAT4」を体験できる「mPLAT/Tour」も提供される。