ふくおかフィナンシャルグループのみんなの銀行は、データ分析基盤「Tableau」を導入した。全社に展開することで、シームレスな銀行体験の創造に活用する。ツールを提供するTableauが3月23日に発表した。
同行のサービスは全てスマートフォンで完結する。24時間いつでも口座開設や入出金、振込が可能である。実店舗を持たない国内初のデジタルバンクという。
Tableauのセルフサービス分析機能を活用し、顧客維持の強化やリスク管理のためのビジネスプロセスを大幅に簡素化した。また、全部門の行員が、顧客の支払い、振込、入出金、貯蓄などを包括的に把握できるようになった。
みんなの銀行 マーケティンググループ シニアマネージャーの今別府勇介氏は、「データの利用/活用は当行にとって重要なテーマ。データを通じて意思決定に関わる各事業部門の共通認識を形成するように努めている。今後もより良いサービスの提供や、行内の業務の効率化を進めていくために、組織全体のデータリテラシーのレベルをさらに向上させていく」とコメントする。