インテル、「iOS」「Android」端末とPCを連携させる「Unison」を提供へ

Joshua Goldman (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部

2022-09-28 09:55

 Appleユーザーであれば、Appleの各製品がシームレスに連携することを知っているだろう。サムスンもこの数年間で、「Galaxy」製品の連携を高めてきた。Intelは米国時間9月27日、このようなデバイス連携機能の一部を、同社の「Unison」ソフトウェアによって「Windows」搭載PCにも提供する計画を明らかにした。

PCとスマートフォン
提供:Intel

 Unisonは、「Android」または「iOS」を搭載するスマートフォンをWindows PCに接続して、複数の画面を1つに統合できるようにするものだ。PCでテキストメッセージを送受信し、スマートフォン通知を受け取り、通話を発信/着信し、スマートフォンからファイル/写真/動画を転送して表示できるようになる。Microsoftのスマートフォン連携機能に似ているようだが、AndroidだけでなくiOSもサポートする。

 Unisonは、Intelが2021年に買収したソフトウェア企業Screenovateの技術に基づいている。その機能は、1月のCES 2022で初めて披露されていた。この技術は、ローカルのWi-Fiネットワークまたはネットワークを介したピアツーピア接続と、必要に応じてBluetoothとBluetooth Low Energyを利用して、この連携を実現する。

 Intel Unisonは、第12世代の「Intel Core」プロセッサーを搭載する一部の「Intel Evo」のみを対象に、2022年のホリデーシーズンに提供予定だ。2023年初頭には、第13世代Intel Coreを搭載するEvoのリリースに伴い、Unisonの提供範囲を拡大するという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]