ノーブルホーム、クラウド型ワークフローで全社の申請業務を効率化

NO BUDGET

2023-04-19 12:54

 ノーブルホーム(茨城県水戸市)は、クラウド型ワークフローシステム「X-point Cloud」を導入した。エイトレッドが4月18日に発表した。

 現在、同社の全従業員約450人が同システムを使っている。既存のグループウェアから移行した36種類の申請書のほか、メールで回付していた30種類以上の申請書についてもワークフローに対応させた。

 申請書には既存のグループウェアでは設定できなかった入力制御や条件分岐などの機能を利用し、使い勝手の向上を図っている。「Azure AD」と連携したシングルサインオン(SSO)でセキュリティも強化した。入力制限機能によって記入の抜け漏れが激減するなど、申請業務の効率化にもつながっているという。

 「SharePoint」との連携が可能な点も評価されたほか、紙の帳票レイアウトを再現可能なフォーム作成機能や、集計機能による申請業務の可視化/分析が可能だったことも採用のポイントとなった。

 

 ノーブルホームでは、従業員の増加によって既存メールサーバーの性能に限界が生じ、ワークフロー機能をはじめさまざまな不便が指摘されるようになっていた。例えば、部門間の連携に数多くの非効率的な作業が介在していたり、既存システムの機能的な制限からSSOを実装できないでいたという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]