NEC、RPAツールの最新版で初心者向けに作成をサポートする新機能

ZDNET Japan Staff

2023-07-12 11:10

 NECは7月12日、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)作成・実行ソフトウェア製品の最新版「NEC Software Robot Solution Ver1.5」を発表した。初心者向けにRPAの作成をサポートする機能を拡充し、同18日に出荷を開始する。

 最新版では、RPAの作成方法を解説する動画チュートリアルを追加した。初回起動時に表示される動画チュートリアルの案内画面をクリックすると、ポップアップ画面でRPAに実行させたい内容の登録方法などの基本操作の解説動画が再生される。

動画チュートリアルのイメージ
動画チュートリアルのイメージ

 また、RPA作成画面に「使い方を読む」ボタンも配置し、初心者が手順を分からなくなった場合にクリックすれば、よくある質問(FAQ)の回答を解説する画面を表示する。さらに、作成中あるいは実行中のRPAのトラブル発生を検知して、ユーザーに解決方法を案内する機能も追加している。

 この他にRPA作成画面のコマンドやフローを登録設定するアイコンのデザインと文言を分かりやすいデザインと表現にリニューアルした。既存ユーザーの意見と要望を参考に新しいコマンドと機能(改善を含む)を20個追加している。

デザインと文言を変更したRPA作成画面のアイコン
デザインと文言を変更したRPA作成画面のアイコン

 ライセンスは端末1台当たりとなり、利用料はRPAの作成と実行のライセンスが月額12万円から、RPAの実行のみのライセンスが同4万円からとなる。同社は2023年中に「NEC Software Robot Solution」として累計出荷2000本以上を見込んでいる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]