GitHub、「Contributors GitHub Action」公開--コントリビューターついて洞察を得ることを可能に

河部恭紀 (編集部)

2023-10-24 15:37

 GitHubは米国時間10月23日、「Contributors GitHub Action」を公開した。プロジェクトや組織のコントリビューターに関するインサイトを得ることを可能にする。

 コントリビューターを理解し感謝することは、健全で活気あるオープンソースプロジェクトの維持において基本的な側面を持つと同社。Contributors GitHub Actionは、プロジェクトに対するエンゲージメントに関する貴重なインサイトを得て、コントリビューターの取り組みを認識し、強力でインクルーシブなコミュニティーを育成することに役立つとする。

 同アクションは、新しいメンテナーの採用に際して候補者の選定、新しい・復帰したコントリビューターへのお礼、プロジェクトに対するコントリビューターの増加・減少に関する兆候の認識、プロジェクトがOpen Source Programs Office(OSPO)やOpen Software Foundation(OSF)からの追加サポートを必要とする時期の理解で使用可能だという。

 Contributors GitHub Actionは、組織全体でも単一のレポジトリーでも使用でき、コントリビューターの総数、これらコントリビューターによるコントリビューションの総数、新しいコントリビューターの割合、コメント数といった個々のコントリビューターによる活動が測定できるという。

 コントリビューターのプライバシーは保護されると同社は述べ、Contributors GitHub Actionでは、ユーザーのプロフィールやリポジトリーのコミット履歴で公開されていない情報は提供されないためと説明する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]