リレーショナルデータベース(RDB)

すべてのデータを表(テーブル)形式(行と列)で表現するデータ管理方式を持つデータベース。 (リレーショナルデータベースの)“リレーション”とはテーブル同士の関係を設定し、関連付けるものである。関連づけにより、テーブルを同士を組み合わせたレポートを作ったり、一方を更新すると、もう一方を自動で更新できるようになる。 データベースのリレーションを定義することにより、ユーザーの要求したものを取得する形でデータを扱い、引き出すこともできる。複数のテーブルに分割された情報がどのように関連し合っているのかを設定するのがリレーションシップの定義となる。 リレーションを定義してID番号や名前などの項目ごとにデータを表にした場合、「データの抽出」(投影)、「条件の指定」 (抽出)、「2つの表を結び付けて、1つの仮想的な表をつくる」(結合)などが可能。「東京の」(地域)「社員Aが受け持つ」(人物)「売り上げ」「顧客一覧」などのデータが見れる。 リレーショナルデータベースを制御するソフトをRDBMSといい、商用RDBMSの中でも大きなシェアを確保しているのは、オラクルの 「Oracle Database」、IBMの「IBM DB2」、マイクロソフトの「Microsoft SQL Server」などである。オープンソースベースでは、オラクルが取得した「MySQL」や、「PostgreSQL」などがある。

関連記事

キーワードアクセスランキング

  • 小売りや卸、製造業などさまざまな業種を横断して、ものづくり、物流、購買などのプロセスが急速にデジタル化していくこと。既存の仕組みと異なること...(続きを読む)
  • プロジェクト管理用語として使用する場合、プロジェクトチームの制御が及ばない制限のことを指す。これらは管理される必要があるが、必ずしも問題であ...(続きを読む)
  • 異なる機種間のデータ通信を実現するためにコンピュータが持つべき通信機能を、7階層に分割したモデル。ネットワークの機能を理解するための重要な考...(続きを読む)
  • 原材料の供給から商品が顧客に販売されるまでのプロセス(サプライチェーン)を最適化し、経営効率を高めるための管理手法。またはそのための情報シス...(続きを読む)
  • IT企業が年明けに発表する経営トップによる所感。毎年数多くの年頭所感が寄せられ、総覧するとその年のトピックが見えてくる。...(続きを読む)
  • IoT
    Internet of Thingsの略で「モノのインターネット」などと言われることもある。もともとのコンセプトは、機械同士がネットワークで...(続きを読む)
  •  Linuxとは、1991年にフィンランドのLinus Torvalds氏が開発した、UNIX互換のOSである。Linuxとはカーネル...(続きを読む)

  • AWS
    Amazonが提供するパブリッククラウド「Amazon Web Services」のこと。クラウド上のサーバを使った分だけ利用できる仮想サー...(続きを読む)
  • サーバ仮想化の手法の1つ。ホストOSを別途必要とせず、ハードウェア上で直接稼働する仮想化プラットフォーム。ネイティブハイパーバイザと呼ばれる...(続きを読む)
  • 「Infrastructure as a Service」の略称。CPUやメモリなどのコンピュータの仮想的なリソースをネットワーク経由で利用...(続きを読む)

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]