IPv6(Internet Protocol Version 6)

インターネットの通信規約(プロトコル)の1つ。現在主流となっているIPv4に代わるものとして、インターネット技術の標準化団体であるInternet Engineering Task Force(IETF)によって1995年に基本仕様が策定された。

最大の特徴はIPアドレスの長さを拡張したことで、IPv4では32ビットであるのに対し、IPv6では128ビットになった。これにより、割り当て可能なIPアドレスの数が2の32乗(約43億)個から2の128乗(約340澗=340兆×1兆×1兆)個に増えるため、インターネットの急速な普及やインターネット接続機器の増加によって生じたIPアドレス枯渇の問題が解消すると期待されている。

ただしIPv4との互換性がなく、移行にはハードウェアやソフトウェアへの追加投資が必要となる。このため、移行に時間を要しているのが現状である。

インターネット資源の管理団体であるInternet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は2011年、IPアドレスの中央在庫が事実上ゼロになったことを明らかにしている。地域単位の管理を担う5つの地域インターネットレジストリ(RIR)でも、うち3つがすでに枯渇状態となっている。

関連記事

キーワードアクセスランキング

  •  Linuxとは、1991年にフィンランドのLinus Torvalds氏が開発した、UNIX互換のOSである。Linuxとはカーネル...(続きを読む)

  • ERP

     ERP(Enterprise Resource Planning)は企業が有する人材や資金、設備、情報などさまざまな資源を統合的に管...(続きを読む)

  • SFA
    Sales Force Automationの略。ソフトウェアを利用して、企業が営業活動を効率化すること。顧客リストや訪問状況、過去の売り上...(続きを読む)
  • 異なる機種間のデータ通信を実現するためにコンピュータが持つべき通信機能を、7階層に分割したモデル。ネットワークの機能を理解するための重要な考...(続きを読む)
  • 「Software as a Service」の略称。Salesforce.comが提供する顧客情報管理システム(CRM)「Salesfor...(続きを読む)
  • VMwareが例年8月に開催している年次カンファレンス。2017年は、前年秋に発表したAmazon Web Services(AWS)との提...(続きを読む)
  • 日本マイクロソフトが開催する開発者向けの年次カンファレンス。4回目となる2017年は、5月23~24日の2日間にわたり開催され、AIやIoT...(続きを読む)
  • 単に「メモリ」と呼ぶ場合は一般に、コンピュータを構成する要素の一つである主記憶装置を指す。ハードディスクより容量は小さいが処理が速いため、作...(続きを読む)
  • CRM
    Customer Relationship Managementの略。ソフトウェアを利用して、顧客との関係を良好なものにし、自社の収益増やブ...(続きを読む)
  • IoT
    Internet of Thingsの略で「モノのインターネット」などと言われることもある。もともとのコンセプトは、機械同士がネットワークで...(続きを読む)

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]