北米のIPv4アドレス空間がついに枯渇

Toby Wolpe (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2015年09月28日 14時39分

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 北米(米国、カナダ、カリブ諸国)でIPアドレスの割り当てを行う当局であるAmerican Registry for Internet Numbers(ARIN)は、IPv4アドレスのプールが初めて枯渇したと発表した。

 ARINは9月24日、32ビットIPアドレスの最後のアドレスプールを発行した。IPアドレスはインターネット上にある端末を識別するにあたって不可欠な情報だ。

 インターネットがまだ黎明期だった頃、43億というIPv4アドレスは十分と考えられていた。だが1995年にInternet Engineering Task Force(IETF)が後継プロトコルIPv6を発表して以来、IPv4アドレスの枯渇が与える影響を危険視する声も出ていた。

 IPv4のアドレスプールが枯渇したことを受け、これまでのように北米地域の個人、企業、サービスプロバイダにIPv4アドレスが割り当てられることはない。

 「IPv4のフリープールが枯渇したため、企業や組織がIPv6への移行のためにわずかなIPv4アドレスブロックをリクエストする、あるいはエクスチェンジポイントの運用などの特別な目的のために割り当てるなどの場合を除くと、ARINはIPv4アドレス空間のリクエストに応じることができない」とARINは声明文で述べている。

 これを受け、ARINは128ビットのIPv6アドレスを利用することを推奨している。

 ARINのプレジデント兼CEOのJohn Curran氏は、将来的にはARINがInternet Assigned Numbers Authority(IANA)から受け取ったり、ARINが返却などで得たIPv4アドレス空間は割り当てを待つ待機リストの需要を満たすのに使われるだろうと予想している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向 けに編集したものです。

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