JBossは11月5日、ウェブアプリケーションフレームワーク「JBoss Seam」の新バージョン「JBoss Seam 2.0.0」をリリースした。
JBoss SeamはAjaxやJSF、EJB3、Java Portlets、BPM(Business Process Management)などの技術を統合したアプリケーションフレームワーク。アーキテクチャやAPIの複雑さを取り除くように設計されており、XMLをほとんど記述することなく、アノテーションが付加されたPOJO(Plain Old Java Object)と、コンポーネント化されたUIウィジェットのみで、複雑なウェブアプリケーションを開発することが可能だとしている。
今回リリースされた新バージョンでは、ウェブサービスへの対応が強化され、Seamのコンポーネントやサービスを利用した開発が行えるようになった。また、GroovyでSeamのコンポーネントを記述することも可能になった。そのほかにも、ホットデプロイへの対応や、Eclipseとの統合、JSF 1.2への対応などがなされている。