5日、JBossは「JBoss Seam 2.0.0.CR2」をリリースした。ライセンスは、GNU Lesser General Public License (LGPL)である。
開発の中心となるのは、O/Rマッピングフレームワーク「Hibernate」の生みの親でもあるGavin King氏。JBoss SeamをベースにJSR-299(WebBeans)も提案もされており、標準化も進められている。
バージョン2.0.0.CR2では、36のバグ修正と11の機能改善がなされている。その他の変更点は、以下のとおり。
依存するライブラリーが、Hibernate Search 3.0.0.GA、Facelets 1.1.14、MVEL 1.2 Final、そしてHibernateToolsがb10にアップデートされている。Maven リポジトリーにJBoss SeamとソースJARを追加し、依存管理を改良した。また、依存管理のためのドキュメントも整備した。
Norman Richards氏は、ブログ「In Relation To...」のエントリーで、「安定版のリリースであるGAに向けて問題点があれば、コミュニティーがJIRAを経由して報告していただきたい」としている。