9月18日、JBossは「JBoss Seam 2.0.0.CR1」をリリースした。
バージョン2.0.0.CR1では、120のバグ修正と30の機能改善がなされている。JBoss SeamをベースとしたJSR-299(WebBeans)も提案もされており、標準化も進められている。開発の中心となるのは、O/Rマッピングフレームワーク「Hibernate」の生みの親でもあるGavin King氏。
依存するライブラリが、JBoss Richfaces 3.1.0 GAやjsf-1.2_4-p02にアップデートされる。また、pom.xmlが同梱されMaven2などにも対応している。
サンプルの「seamdiscs」では、JBoss Seam 1.3.0.ALPHAにおいて、Ajax機能付きのJSFコンポーネント「Apache MyFaces Trinidad」が同梱されるようになったが、JBoss Seam 2.0.0.CR1ではRichFacesコンポーネントとTrinidadのコードがミックスされ「Seam-Trinidad」という形で提供されている。
RichFaces 3.1.0 GAを本格的に採用したサンプルだけに注目したい。