北米企業各社のIT部門責任者が、新たに財布の紐を緩める気配を見せている。
Forrester Researchが各社の最高情報責任者(CIO)を対象に行った調査によると、回答者の約45%が自社のIT投資額は今年の予算を上回り、新たな資金源を見つけることになると述べたという。ForresterのCIOを対象にした調査は、各四半期ごとに行われ、北米企業の約200人の幹部を対象にしている。
2004年第1四半期には、これまで以上のIT投資を行う見込みだと答えたCIOは全体のわずか25%だった。今年の投資額の増加は従業員数が1000〜5000人規模の企業から起こることになるだろうと、Forresterは述べている。
事業環境の見通しは、全体として好調に推移すると回答者らは答えている。「良好」または「非常に良好」と答えたCIOが全体の57%に上った。ちなみに、昨年第1四半期は同様の答えを出した回答者は36%だった。現四半期については、最も状況を楽観視しているのは、少なくとも5000人規模の従業員を抱える企業の幹部らだという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。