損害保険代理店の銀泉は4月1日、保険業務の手続きを従来よりも改善した「新・損害保険代理店システム」の運用を全店舗で開始する。システム開発の協力会社は日本総合研究所。
新システムの特徴は、契約情報や収支情報のデータ入力など元請けの保険会社ごとに異なる業務手続きを統一することで、業務負荷を低減したことである。従来は、元請けの保険会社ごとに異なる情報システムを用いて業務を遂行するしかなかった。
システムが実現した背景には、保険代理店業務システムの統一化を目的に大手保険会社が参画する法人、インシュアランス・システム・ソリューション(ISS)の存在がある。銀泉と元請け保険会社との情報のやり取りに、IISが提供する情報システムとアウトソーシング・サービスを利用している。