日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月11日、64ビットのインテルXeonプロセッサを最大2個搭載可能なタワー型サーバ「HP ProLiant ML150 Generation 2」の新製品4モデルを発表した。同社のオンラインストアHP DirectplusとHP Directpartnerで5月12日に受注を開始する。出荷開始は5月17日の予定。税込み価格は13万4400円から。
搭載するXeonプロセッサの動作周波数は、3.00GHzまたは3.20GHz。レベル2キャッシュメモリのサイズは2MB。シリアルATAハードディスク対応タイプと、Ultra 320 SCSIハードディスク対応タイプの2種類を用意する。
同サーバについて、同社は「小規模な電子メールサーバ、ウェブサーバ、データベース用途に適したモデルだが、より高いプロセッサパワーを必要とする環境に対応可能となった」と説明する。「32ビット環境との完全な互換性を維持しながら64ビット環境に対応しているため、既存リソースへの投資を保護しつつ64ビット環境へのスムーズな移行を実現する」(同社)
また、同社は同日、エントリ向け1ウェイタワー型サーバHP ProLiant ML110 Generation 2の6モデルについて、価格を最大40%下げると発表した。これにより、税込み価格は2万9925円からとなる。動作周波数3.2GHzのPentium4プロセッサを搭載する高性能モデルも、6万3000円より提供する。