テンアートニがFirefoxの全社導入を完了、企業向け導入支援サービス提供へ

ニューズフロント

2005-05-25 15:36

 テンアートニは5月25日、社内標準ウェブブラウザとして指定した米Mozilla Foundationのオープンソースブラウザ「Mozilla Firefox」について、全社への導入を終えたと発表した。同社は全社導入で得たノウハウをもとに、企業向けFirefox導入支援サービスの提供を7月1日に開始する。

 同社はセキュリティ対策とクライアント管理コスト削減を目的に、2004年11月の同ブラウザ公開直後から導入を進めていた。導入過程では、社内導入に必要な機能と課題を取りまとめ、Mozillaソフトウェアの普及推進を図る国内組織であるMozilla Japanに提言を行った。

 こうした活動の結果、管理者のセキュリティレベル向上、クライアント設定の集中管理による管理コスト削減、プロキシ設定の自動化によるユーザーの利便性向上といった効果が得られたという。

 また、同社はFirefoxの導入を検討している企業に対し、導入コンサルティングおよび電子メールによるテクニカルサポートを提供する。このサービスでは、電子メールクライアント「Mozilla Thunderbird」もサポート対象とする。

テンアートニのプレスリリース

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]