ネットワーク管理ソフトなどを扱うアドベントネットは5月27日、米AdventNetが開発したWebアプリケーション性能監視ソフトの新版「AdventNet ManageEngine Applications Manager 6.0」を出荷する。価格は、1ユーザー版が33万5000円、ユーザー数無制限版が335万9000円。
ManageEngine Applications Managerは、Webアプリケーションシステムを構成するコンポーネントである、データベース管理システム、アプリケーション・サーバ(EJBコンテナやServletコンテナ)、WebサーバなどのソフトやサーバOSの稼動状況と性能を監視するソフトである。監視データは、業務やサービスの切り口で分析・表示できる。
同ソフトはJavaで開発してあり、JMX(Java Management Extentions)を経由してJavaアプリケーションの詳細な稼動状況を監視可能である。JMX以外にも、任意のSNMPエージェントのほか、WMI(Windows Management Instrumentation)やTelnet遠隔ログイン経由でのコマンド実行結果などを監視対象にできる。
新版では、監視項目を追加した。従来は、BEA WebLogic Serverの監視項目だけに限っていたが、新たにIBM WebSphereとJBoss、Tomcatを監視項目に追加した。アプリケーションサーバ以外にも、OracleやSQL Server、MySQLなどデータベース管理システムや、ApacheやIISなどWebサーバーも、今回新たに監視項目に加えた。