10年で30億円の削減--YKK APがシステム運用をIBMに委託

ニューズフロント

2005-06-09 16:42

 YKK APは、日本IBMにITシステムの運用および保守業務を委託する。両社が6月9日、業務提携契約の締結を発表したもの。契約期間は2005年7月から10年間とする。

 YKK APは、「新たなビジネスモデルへの変革推進に向け、先進的なIT戦略をスピーディーに構築し、推進するため日本IBMと提携した」と説明する。これにより、YKK APは自社IT部門のリソースを企画機能に集中でき、IT分野の企画力を高められるという。

 委託した業務は、両社のIT要員が日本IBMの100%子会社である日本IBMインダストリアル・ソリューション(iiSC)に出向して担当する。

 YKK APでは、「業務委託によるIT要員やシステムリソースの最適配置で、スピード化とコスト合理化を実現し、運用管理コストを10年間で30億円低減する」としている。

日本IBMのプレスリリース

YKK AP

日本IBMインダストリアル・ソリューション

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]