Symantecは米国時間20日、「Security Information Manager 9500」と「Security Information Manager 9550」という2種類のアプライアンス製品を発表する予定だ。これらの製品は、ファイアウォールやウイルス対策ソフトなどのセキュリティ関連製品が収集したデータを分析するのに利用する。さらに、Symantecの「DeepSight Threat Management System」で提供されるセキュリティ情報とデータの関連付けを行うことも可能だ。ユーザーは、セキュリティデータを分析することで、自分のネットワークへの攻撃をより詳しく把握し、より効果的な防御策を取ることができるとSymantecでは考えている。これらの製品は9月に販売される予定。
Security Information Managerの各エディションは、Symantecが現在販売している「Incident Manager」の後継品になる。Symantecによると、同アプライアンスは、導入が簡単で、Incident Managerより高速にデータを解析できるという。9550は5万9000ドル、9500は3万9000ドルで提供される。両デバイスとも、3GHzのIntel製Xeonプロセッサ2基を搭載したLinuxベースのサーバで、2Uラックにマウントすることが可能だ。9550は、9500に比べてメモリ容量が大きく、1.2テラバイトの記憶容量をもつとSymantecは述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ