日本ヒューレット・パッカードは7月13日、オープンソースJ2EEアプリケーションサーバソフトの「JBoss Application Server」に対する製品保守サービス「JBossアプリケーション サーバ製品保守サービス」と開発者向けの情報支援コンサルティングサービス「JBoss製品開発者支援コンサルティング」の提供を開始すると発表した。
今回のサポート強化により、同社の「HP Integrityサーバ」と「HP ProLiantサーバ」を対象にJBossアプリケーションサーバの保守サービスやJBoss製品の開発者支援サービスの提供などが行われる。また、オープンソースソフトによるシステム基盤構築サービスをHPエクスプレスサービスのメニューとして展開するという。
料金は「JBossアプリケーションサーバ製品保守サービス」が1サーバ(4CPU)で税込100万8000円から、「JBoss製品開発者支援コンサルティング」が税込52万5000円からとなっている。
同社ではLinuxを中心としたオープンソースシステムの導入をサポートするため「Linux Reference Architecture(LRA)」をつうじて技術情報やサポートしている。今回のLRAに含まれるミドルウエアの保守サービスを開始することで、より一層のオープンソースビジネスを拡大する。