日本IBMは7月26日、ヴイエムウェア製のサーバ仮想化ソフト「VMware ESX Server(ESX Server)」に関するコンサルティングから設計、検証、導入、設置、運用管理、保守サービスまでを一括して提供する「IAサーバー統合ソリューション」の販売を開始した。価格はシステム規模により要相談。
システム統合時にESX Serverを活用するので、1台のサーバを論理的に分割し、あたかも複数のサーバが存在するかのように仮想化できる。そのため、効率のよいサーバ資源の統合が可能だという。
同社は「コンサルティングから保守までをまとめて提供することで、メインフレームやIAサーバが混在している環境でもシステムの統合が行える」としている。サービスは以下の3段階で構成される。
- 設計フェーズ: 顧客のサーバ情報をもとに、統合の対象範囲や方法を分析し、最適な仮想化やサーバ統合を提案する
- 検証・導入・構築フェーズ: ヴイエムウェアのツールも活用し、検証や移行作業を実施する
- 運用管理フェーズ: 日本IBMの障害対応電話窓口「サポートライン・サービス」で、同社製品に加えESX Serverの障害もサポートする