沖電気工業は7月26日、BEAのアプリケーションサーバソフト「BEA WebLogic Server」ベースのミッションクリティカルなウェブシステムを対象に、障害解析サービス「McSAX」を開発し、販売を開始した。出荷は8月29日からとなる。
今回開発された「McSAX」は、「BEA WebLogic Server」を利用したシステムにおいて、障害時原因分析を迅速化し、早期に復旧を実現するもの。独自開発のツールで処理を自動化したことにより、障害時に必要な情報の収集を30分程度で完了できるようになった。
このサービスは情報収集ツール「McSAX−GT」、ボトルネックを診断する「HP OpenView Transaction Analyzer」、アプリケーションサーバ「BEA WebLogic Server」、そして障害解析のコンサルサービスの4つで構成される。販売価格は初期費用が税込み525万円から。同社は1年間で3億円の売り上げを見込んでいる。