日立製作所、日立システムアンドサービス、三共の3社は8月9日、三共に情報システム業務の包括的アウトソーシングサービスを提供する新会社「日立ファルマエヴォリューションズ」(日立PH)を設立した。日立PHは、2005年10月1日のサービス提供開始に向け準備を進める。
新会社の主な事業内容は、三共向け情報システムの開発、運用、保守に関するアウトソーシングの受託と、情報システムに関するコンサルティング、設計/導入、運用、開発業務の受託である。2006年度における売上高は約60億円と見込む。
資本金は2億5000万円で、出資比率は三共が49%、日立が34%、日立システムが17%。常勤の従業員数は約40名。取締役社長には、日立で産業システム事業部産業第一本部長を務めていた辰巳保彦氏が就任した。