SIベンダーのインテックは8月18日、セキュリティ関連システムが出力するログを暗号化して長期的に保存し、高速検索ができる「快速サーチャー ログ検索ソリューション」を開発したことを発表した。第1弾として、エムオーテックスのネットワークセキュリティ管理ソフト「LanScope Cat」シリーズの各種ログに対応した「快速サーチャー ログ検索ソリューション for LanScope Cat」を9月1日から販売を始める。価格は120万円からとなっている。
快速サーチャー ログ検索ソリューション for LanScope Catは、LanScope Catが集めるPC端末の操作ログをデータベース化し、高速検索や長期保存を可能にする。すでにLanScope Catに最適化しているために、導入時の特別な作業は不要であり、スケジュールを登録するだけで自動的にデータベースを作成する。対応する基本ソフト(OS)はWindows2000ServerとWindowsServer2003となっている。
快速サーチャー ログ検索ソリューションは、1000万件のログから該当する情報を数秒で検索でき、DVDなどの外部機器への保存もできる。同製品は、インテックの電子帳票システム「快速サーチャー」を利用したもの。インテックでは今後、秘文やIPLocksなどのセキュリティ管理ソフトにも対応していく予定としている。