日本ユニシスは9月2日に、グンゼと合弁会社「G&Uシステムサービス」を設立する。グンゼは情報システムの開発・保守運用をG&Uシステムサービスに外部委託する。
日本ユニシスが51%、グンゼが49%それぞれG&Uシステムサービスに出資する。資本金は5000万円。設立当初は日本ユニシスから13人、グンゼから60人が出向する。G&Uシステムサービスは、グンゼグループ各社の情報システムの設計・開発・保守運用までを担う。戦略・企画業務はグンゼに残す。
グンゼは、情報システムの戦略・企画を強化してシステム関連のコスト削減を狙う。日本ユニシスには、流通・製造分野で業務知識があるシステム要員を確保するとともに、アプリケーション領域まで視野に入れたアウトソーシング・ビジネスを展開する狙いがある。
G&Uシステムサービスは、グンゼからのアウトソーシングのほかに流通・製造分野の受託開発も獲得していく。また日本ユニシスが開発したデータウェアハウス構築支援ソフト「MartSolution」を中心としたシステムを開発していく。