シマンテックは9月6日、大規模企業システム向けのバックアップソフト新版「VERITAS NetBackup 6.0」を発表した。
新版では、従来版と比較して、利用可能なストレージの数を大幅に増やした。米NetAppのストレージや米EMCのSymmetrix、日立製作所のSANRISE、Unix/Linuxのファイルシステム、Windows VSS、VERITAS Storage Foundation、Microsoft Exchangeなどが生成したデータの管理を実施できる。異なる環境のサーバへのBMR(ベアメタルリカバリ)機能も備える。
例えば、NetAppストレージが持つ機能である、複数ファイルに重複する内容が含まれている場合に1つだけを保存する「NearStore」機能を利用することで、バックアップに必要となるストレージ容量を節約できるようになった。また、「NetApp Snapshot」「SnapRestore」「SnapVault」など個々のバックアップ機能を集中管理するマネージャ機能を持つ。