Hewlett-Packard(HP)は米国時間19日、ソフトウェアメーカーPeregrine Systemsを現金約4億2500万ドルで買収する予定であることを明らかにした。
Peregrineは、企業のIT資産を購入から廃棄まで管理するプログラムや、ヘルプデスク業務を効率化するプログラムを開発している。
HPは、Peregrineの製品をOpenViewスイートに組み込む予定だ。同スイートは、企業のコンピューティングシステムを監視し、円滑に稼働させるためのソフトウェア群である。
買収には、Peregrineの株主による承認が必要である。HPが公表した声明によると、同社は2006年第1四半期までには、買収を完了させる予定だという。
サンディエゴに本社を置くPeregrineは、1981年に設立された。同社は不正会計疑惑で経営難に陥り、2002年に会社更生手続きを申請した。その後、組織再編の結果、2003年に再生を果たしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ