マクニカネットワークス、機密データ暗号化ソリューション

WebBCN (BCN)

2005-09-28 12:26

 マクニカネットワークス(中島潔社長)は、米イングリアン・ネットワーク スの機密データ暗号化ソリューション「Ingrian DataSecure Platform」販売 に関して、日本国内での総代理店契約を締結、12月1日より日本語版を発売す ると発表した。価格は最小ハードウェア構成で1706万2500円(データベースサー バー1台の場合)。初年度に30システムの販売を目指す。

 同製品は専用のハードウェアとソフトウェアでデータベース上の機密データ の暗号化を実現するもので、セキュリティ管理と暗号化処理の専用ハードウェ ア製品「DataSecure Appliance」、高度な暗号化処理を大量に実行できる「Ne twork-Attached Encryption Server」、Webサーバー、アプリケーションサー バー、またはデータベース内でユーザーが定義したデータを保護する標準の暗 号化インターフェースを提供する「Ingrian NAE Connector」の3つのコンポー ネントで構成される。

 データベースレベルの暗号化にアプリケーションレベルでの暗号化機能を組 み込めば、データベースレベルでは暗号化された機密データにアクセスするこ とができないためセキュアなシステムを構築できる。同製品を使用すれば、1 台のハードウェアで複数のWebサーバー、アプリケーションサーバー、データ ベースサーバーの暗号化処理をシームレスに行い、暗号鍵の管理、セキュリテ ィポリシーの管理も行える。また、情報システム管理者・セキュリティ管理者 は複数の業務システムのセキュリティを統合的に集中管理することが可能とな る。

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