デルは9月29日、Microsoft Exchage Server 2003でメールを自動的に保管するシステムの構築をパッケージ化した「Exchangeメールアーカイブソリューションパッケージ」の提供を発表した。同社の技術コンサルティング部門「デル・プロフェッショナル・サービス事業部」(DPS)の新サービスとして提供される。
今回提供されるパッケージの価格は、500ユーザーで1564万4790円から、1000ユーザーで1725万1290円からとなっている。
Exchangeメールアーカイブソリューションパッケージは、DPSがコンサルティングし、デルのサーバ「PowerEdge」、メールデータを長期保管するためのソフトとして「VERITAS Enterprise Vault」、外部記憶装置(ストレージ)としてEMCのコンテンツ・アドレス・ストレージ(CAS)である「EMC Centera」を採用して、DPSがシステムを構築する。
PowerEdgeは、Microsoft Windows Server 2003 SP1 Standard EditionとMicrosoft SQL Server 2000 SP4 Standard Editionを搭載。それぞれ接続できるクライアントマシンの数(CAL)は5となっている。EMC Centeraは4ノードで、記録できる容量は2.2TB、2年間の保守サービスもあわせて提供される。
デルは今回のパッケージで新規システム構築とExchange Server 5.5からExchange Server 2003への移行を狙う考えだ。