日本エフ・セキュアは10月28日、Windowsサーバ向けウイルス対策ソフトの最新版「F-Secureアンチウィルス Windowsサーバ版Ver5.52」の出荷を開始した。サポート契約ユーザーに媒体を送付するほか、ウェブサイトでのダウンロード提供も実施する。
最新版は、2006年4月以降にパターンファイル更新処理でエラーが発生する現行版の問題を修正した。エラーの発生条件は以下のとおり。
- 「F-Secure Backweb」または自動更新エージェントをインストールしていないPCにおいて、「今すぐ更新」ボタンからパターンファイルを更新している
- ポリシーマネージャで「マニュアル更新の方法」を「HTTP」に指定している
- AVプロキシ経由で更新をしている
- Windowsタスクまたはポリシーマネージャでスケジュール更新を設定している
同社では、新版へのバージョンアップまたは2005年9月8日付けホットフィックスの適用を、2006年3月末までに実施するよう呼びかけている。