住友電工情報システムは11月7日、類似情報検索エンジン「QuickSolution Ver.4.2.1」を搭載したコーポレート・ナレッジ検索ポータル「QuickSolution Portal」のアクセス権限管理強化版を開発し、販売を開始した。
QuickSolution Portalは、企業内に拡散している電子データを一元的に横断検索できるナレッジ検索ポータルだ。今回発表された最新版の「QuickSolution Portal Ver.3.2」では、Windows 2000/Windows Server 2003に搭載されているディレクトリサービス「Active Directory」のアクセス権限継承機能を追加オプションとして開発。ネットワーク上にあるハードウェアや使用ユーザーの属性、アクセス権などを一元管理できるようになった。 そのほか、インデックス更新中の検索や現行インデックスのバックアップ機能、文書ファイル検索における特定ファイルやフォルダの除外機能も搭載。また、対応データベース・データ形式としてLotus Notes/Domino R5.Xに加えて、Lotus Notes/Domino R6.5も採用されている。
QuickSolution Portal本体の標準価格は80から600万円となっており、新オプションは50万円となっている。同社ではオプションを含む製品全体で、年間2億円の売上を見込んでいるという。