オープンソース・ジャパン(OSJ)とユニーク・リンクは11月11日、ユニーク・リンクのSIPプラットホーム製品「Office Wizardシリーズ」に関する販売代理店契約を結んだと発表した。これにともない、両社はSIP対応IP電話とウェブアプリケーションを連携させるLAMPシステム製品「SIP on LAMP」を販売していく。
SIP on LAMPは、オープンソースベースのSIPサーバ「OfficeWizard SIP Server」を核として、OSJのウェブシステム向けアーキテクチャ「Integrated Open Source Systems Architecture(IOSSA)」を連携させたシステムだ。これにより、IOSSA上のウェブアプリケーションとSIP対応IP電話システムとの連携が可能となる。たとえば、IP電話とスケジューラやCRMなどが連動するシステムの構築も可能になる。
IOSSAは、OSにLinux、ウェブサーバにApache、データベースにMySQL、開発言語にPHPというLAMP環境上で構築されている。装置メーカーやソフトベンダーに拘束されることがなく、オープンな環境でシステムを作れる。
SIP on LAMPは、OSJが12月1日より販売する。IP電話導入コンサルティング込みの価格は130万円(50クライアントSIPサーバライセンス)から。