センドメールは12月14日、企業やISPが送信ドメイン認証対応のメールネットワークを容易に構築、運用できる送信ドメイン認証対応「ゲートウェイソリューションパッケージ」を、12月19日より提供開始すると発表した。
今回提供されるゲートウェイソリューションパッケージは、メールゲートウェイシステムとセキュリティ管理システムに、必要な設定ファイルのテンプレートをセットにしたもの。1000アカウント以上のライセンスを購入した場合には、4日間の無償コンサルティングも提供される。
メール配信サーバ「Sendmail Switch」とメールセキュリティ管理の統合プラットフォーム「Sendmail Mailstream Manager」をベースに、送信ドメイン認証に対応させるためコンサルティング、スパムフィルタリングをするためのポリシーテンプレートやメール転送やメーリングリスト利用の書き換え処理などに必要なテンプレートなどを提供する。送信ドメイン認証は、現時点ではSenderIDのみをサポートしているが、DomainKeys(またはDKIM)も順次サポートする予定だ。
そのほか、自社のネットワークから迷惑メールを送信しないための対策「ポート25ブロッキング」を実施するため、「Message Submission(587)ポート」および複数サーバをLDAPで統合する大規模サイト向けの「SMTP AUTH設定ファイル」も提供される。