NEC、システム構築の生産性を30%向上するJava/.NET統合開発環境

ニューズフロント 2006年01月05日 14時52分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 NECは1月5日、新しいシステム構築(SI)統合開発環境「SystemDirector Enterprise」の販売を開始した。SI作業における開発方法論、開発基盤、サポートサービスを体系化しており、オープン技術を用いた中/大規模SIに適しているという。税別価格は400万円から。2006年3月に出荷を開始する。

 新SI統合開発環境について、NECは「開発方法論で個々の開発業務を標準化し、業務間で重複している作業の無駄を省き、並行作業を可能とする業務プロセスを確立した」と説明する。開発基盤では、この開発方法論に基づいて開発作業を実行できるようにするため、リポジトリおよび標準設計モデル、複数工程の並行作業を可能とする機能、.NET Framework2.0準拠のアプリケーションフレームワークなどを採用した。

 たとえば、Java系の開発作業ではリポジトリを、.NET系では標準設計モデルを用い、上流工程と下流工程とを連携させる。これにより、上流工程の成果物を下流工程で再入力することなく活用可能とし、上流工程での仕様変更を各工程で共有/同期する。

 プレビュー実行機能を利用すると、詳細な画面イメージや画面遷移の状況を業務プログラムの作成前に表示できる。その結果、ユーザーから確認を得た画面用プログラムをそのまま業務プログラムの開発に引き継げるようになり、前工程に戻って修正を行う手戻りの発生を抑え、効率的な開発が実現する。

 海外の開発拠点も含む分散開発環境向けとしては、早い段階でバグを発見/修正し後工程への影響を取り除けるコンポーネント・テスト機能を用意し、各拠点および工程の並行作業を可能とする。

 NECでは、「新SI統合開発環境によって生産性を最大30%改善するとともに、品質面での向上も実現できる」としている。今後3年間で1500システムを販売する計画だ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
開発

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • 【3/31まで早期割引受付中!】「IBM Watson Summit 2017」開催

    日本IBMが主催する最大の国内総合イベント。テクノロジー・リーダーの疑問を紐解く「企業IT、セキュリティー、モバイル、データ解析などの進化を探る」詳細はこちらから!

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つ
    プレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化