ターボリナックスは1月6日、パソコン用Linux OSの最新版「Turbolinux FUJI」上で動作するサイバーリンク製のDVD再生ソフトウェア「PowerDVD for Linux」の有償提供を開始したと発表した。ダウンロード価格は1980円。
Turbolinux FUJIは、新規ソフトウェアをプラグイン形式で追加する機能を備える。OSの搭載する専用ツールを利用し、さまざまなプラグインを組み込んでいくことで、ユーザーの用途にあわせて環境をアップグレードできる。
ターボリナックスではすでに無償のプラグインを12種類提供しているが、有償プラグインを提供するのは今回が初めてとなる。
PowerDVD for Linuxは映画やドラマなど、CSS(Contents Scramble System)で保護された市販DVDソフトを正式ライセンスのもとで再生する機能や、再生時に2カ国語の字幕を同時表示する機能などを備える。
動作環境は、プロセッサがCeleron 466MHz以上、メモリが256Mバイト以上となっている。対応ビデオカードはNVidia GeForce FX/GeForce2 MX/GeForce2 Go/GeForce4 MX、ATI Radeon9000/9200/9000M/9200M、Intel i810/i815/i830/855G/865G、S3(VIA)、そのほかXV機能付きビデオカード。対応サウンドカードはTurolinux FUJIが認識する全製品となる。