東芝ソリューションとエス・エス・ジェイ(SSJ)は1月18日、ヤマトマネジメントサービスが、ヤマトグループ内で共通する財務/経理業務の標準化を目的に、グループ会計統一システムとしてSSJの「SuperStream」を導入し、2005年10月にグループ国内全48社への導入を完了したことを明らかにした。
ヤマトグループはグループ経営強化の一環として、2004年11月にヤマトマネジメントサービスを設立し、グループ国内全48社の財務/経理業務と人事/給与/社会保険業務を集約。間接業務の効率化・経費削減を行ってきた。
これまでは、グループ各社がそれぞれ独自のシステムを運用していたため、連結決算をはじめとしたグループ全体の経営情報管理に多くの時間とコストを要していた。そこで、間接業務の標準化のために2005年1月、SuperStreamを使ったグループ会計統一システムの構築を決定し、段階的な導入を経て、2005年10月にグループ国内全48社への導入を完了した。
現在、ヤマトマネジメントサービスでは、SuperStreamの導入効果の指標として財務/経理業務の集約、統一化による効率化とコスト削減を目標としている。今後は、財務/経理業務を中心に事業をシェアードサービス化し、グループ外へサービスを提供していくことも視野に入れている。